おもちゃの「貸し借り」から子どもが学ぶこと|友達と仲良く遊ぶ方法

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友達におもちゃを貸す子ども 遊びの発達

「友達とおもちゃの取り合いをしてしまう」「なかなか友達と一緒に遊べない」そんなお悩みはありませんか?
これはマイナスな出来事ではなくて、しっかり成長している証拠です。

お子様は「自分だけ」の世界から成長に合わせて、外の世界との関わりを増やしていきます。
「取り合い」は外の世界へと一歩進んでいる立派な成長です。

「ものの共有」がお子様の発達にもたらす影響と、お子様が安心して共有を学ぶための方法をご紹介します。

「共有」から学ぶ4つのポイント

お子様が他者との関係を築き、社会的なスキルを発展させていくために「ものの共有」は重要な課程です。その中でお子様はこんなことを学んでいきます。

  1. 他者との関わり方
    共有が上手くいかない時、お子様は「相手の思いがある」という経験をします。その経験の中から、相手との関わり方や協力することを学んでいきます。
  2. 考える力
    ものを共有するには、順番を決めたり、ルールが必要になります。その中で問題解決をしたり、計画を立てるなど「考えること」を経験します。
  3. 言葉や数字の概念
    順番やルールの交渉をしたり、自分の思いを伝える経験から言葉の使い方を学んでいきます。同時に数を数えるなど数学的な概念も発展させていきます。
  4. 感情や気持ち
    取り合いになってしまったり、上手くいかないことがあった時の「モヤモヤ」した感情を知り、気持ちの対処法を学びます。他にも「相手の思い」に触れ、他人の感情や思いやりを知る経験となります。

安心して「共有」を学べる遊び方

お子様同士でのやりとりは、お互い「共有」の学び始めなので、取り合いになるのは当然。
この「上手くいかない」経験が、お子様によっては大きな印象となってしまうこともあります。

そんな時は、相手に合わせて調整のできる大人が相手になって遊んでみたり、順番や声掛けなど「貸し借り」の手段を練習するのもおすすめです。

お家で「共有」して遊ぶ時に、おすすめのおもちゃはこちら!

おさかなつり

釣竿を1本だけにすることで、順番に共有することを学ぶことができます。
待ち時間も相手が釣れるかどうか?楽しみながら過ごせるので、共有の最初の練習にはおすすめです!

トンカチ遊び

おさかなつりと同様に、トンカチを1本で遊びましょう。共有するものを1つにすることで、何を一緒に使うのか?が明確になるので、順番の練習も取り組みやすくなります。


お子様にとって「ものの共有」は、成長と発達の重要な部分です。
これを通じて、社会的、認知的、感情的なスキルを磨き、他の人との関係を築くための基盤を築きます。
お子様の身近な親御様が少し手助けをしながら、ポジティブな共有体験をたくさん積んでいきましょう。

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