子どもの発達と運動遊びの関係性|発達の順序

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運動をしている子どもたち 落ち着き・多動

「運動」と聞くと、みなさんはどんなイメージを持ちますか?
大人にとっての「運動」とは別に、お子様にとっての「運動」は特別な意味があります。

本記事では、お子様の発達と運動の関係性と、環境に制限されずにご家庭で行えるおすすめの運動遊びをご紹介します。

子どもの発達と運動の関係性

まず「発達」についての確認です。
発達のスピードには個人差がありますが、「発達をしていく順序」には一定の流れがあります。
大まかな発達の流れを図に示すと、このようになります。


上部は読み書き計算や集中、コミュニケーションを示し、これらの発達を促すには、土台となる下部の育ちが必要です。つまり「運動」は、お子様の発達にとても大切な意味を持っています。

子どもの発達の4つの段階

体の感覚

感覚とは五感に加え、前庭覚と固有受容覚のことを言います。
生まれたばかりの赤ちゃんは、たくさんの感覚刺激を受けて外の世界を学んでいきます。

▼前庭覚と固有受容覚についてはこちらから!

粗大運動

感覚の刺激を取り入れることにより、徐々に姿勢を保ったり、バランスをとって動くことができるようになります。
この大きな体の動きのことを「粗大運動」と言います。
大きく体を動かすことで、自分の身体のイメージを持てるようになります。

協調運動

体の動きは中心から末端へと発達していきます。
大きな動きである粗大運動を獲得し、姿勢が安定してくると、指先を使うなど細かな動きが可能となります。また、置く場所の位置を見て手を動かしたり、目と手など複数の部分を同時に働かせながら「協調動作」ができるようになります。

体の発達の流れ(中心から末端へ)

対人・言語・学習

細かな動作の獲得により遊びの幅が広がり、人との関わりが増えていきます。他にも、体幹や細かな動作が安定をすることで集中しやすくなり、同時に読み書きなどの学習もしやすくなります。

ご家庭で行える運動遊び

このように、お子様の発達において「運動」は土台として重要です。
ですが、ご家庭で行うにはスペースや道具など、少しハードルが高いですよね。
ご家庭でも行いやすい運動遊具についてご紹介します。

小型のトランポリン

ツイスター

トンネル

バランスボード


運動と言っても、何か特定のスポーツをしなくても大丈夫です。
晴れた日に公園で思い切り走ったり、時々大型の遊具のある公園へ行ったり、何かをすると言うよりも思い切り体を動かす機会を作っていきましょう。

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